薬王寺

薬王寺
美波町にある薬王寺は、726年に、行基が聖武天皇の勅願を受け、この地に巡鍚し、建立したものです。四国八十八ヶ所第23番札所で徳島では最後の霊場となり、厄除の寺として全国にその名を知られています。
寺号を無量寿院醫王山といわれているのは、無限の生命を伝え、医の王である意味で、寺名を薬王寺というのは、薬の王であることを意味しているそうです。
山の側面に建立されているため、頂上からは美しい海辺の町の風景も楽しむことが出来ます。

山の中腹に位置する薬王寺

薬王寺から眺める町の風景
薬王寺の見どころとして、瑜祇塔(ゆぎとう)や戒壇巡り(闇の中を巡り、薬師如来と結縁するもの)、石段に1段ずつお賽銭を置いて厄を落としていく厄坂(男厄坂42段、女厄坂33段、男女還暦厄坂61段)などがあります。