「フェリーあい」造船進捗状況(3月①)

3月5日、ダイハツディーゼル(株)守山工場にて行われた、「フェリーあい」に搭載される主機関陸上試運転の様子をお知らせいたします。

「フェリーあい」主機関概要
主機関の型式:ダイハツディーゼル製6DKM-36e(L) 合計2基
主機関の出力:3398kw(4,600ps)/600rpm(1基あたり)

今回は、ちょっとだけ専門的な話を。
舶用エンジンの形式は数字を見ると、どんなエンジンなのかが分かります。
例えば「6DKM」の部分ですが、数字の部分「6」は6気筒エンジンを意味します。
「6」に続く「D」「K」「M」と言った記号はエンジンメーカー独自のものです。
「D」については、ダイハツ(DAIHATSU)の頭文字で「D」かもしれません。

次の「36e」はシリンダー径が360mmある事を指します。
このエンジンはシリンダー内のピストンが上下するストローク(行程)が480mmです。

ちなみに「フェリーかつらぎ、つるぎ」ともに、新潟原動機製の「6MG41HX」という形式ですので6気筒エンジンでシリンダー径は410mm。ストローク(行程)は560mmです。

こうして見ると新造船「フェリーあい」のエンジンは、現行船である「フェリーかつらぎ、つるぎ」のエンジンと比較すると、コンパクトなエンジンと言う事になります。
ただ、単純にコンパクトなエンジンになったと言うのでは無く、環境に優しく、省燃費運航が可能となっています。

エンジン後部より減速機を介して接続されて(オレンジ色の装置)いるのは、スクリューに見立てた負荷装置です。 2基同時に試運転を行います。